I'm waiting for the fierce heat and the pandemic to end.
今日はカタールからのゲストのお話。男性1人で数日間滞在との事で、初日半日ツアーと4日後に1日ツアーのご要望でした。
初日はまず、観光場所をどこにするか決めるためにカフェで相談しました。その結果、まずは秋葉原と上野へ行き、後日は渋谷や六本木や銀座という行程になりました。
秋葉原のショップをいくつか見て回ったけど、オタク系のものは全くご所望でなかったらしく、上野へ移動しアメ横や上野公園をおしゃべりしながら散歩のようにゆったりと歩きました。最初のカフェもそうだったけど、トークしながらまったり過ごすのがお好きな方のようでした。
このあと食べるものを買いに近くにあったコンビニに入ったのだけど、思いもよらず困ったのでした(;´Д`)
この方はイスラム教徒で、食べ物の制限がとても厳しいハラルフード限定だったのです。だからアルコールや豚肉はまず一切ダメなのでした。
それでコンビニのパンコーナーで、裏面にある表示を見て何が入ってるか教えてって言われたのだけど…
小麦粉・卵・糖類・マーガリンなどはまあ通常入ってるけど、増粘剤?ph調整剤?酸化防止剤?加工油脂?など色々すぐに英語で訳せないの出てきて(; ・`д・´)
これはこの方が口にしていいものなのかどうか…うーんと口ごもっていると、
It's written in Japanese, isn't it? Why you can't understand?
「日本語で書いてあるのに、なんで分からないの?」って言われて(>_<)
そう言われたらそうなのだけど、袋の裏面を見て原材料名細かくチェックする事、正直その時まではあまりなかったのです。
できる限りの説明をしながらかなりの時間を費やして、最終的にゲストはパンとか飲み物をいくつか買ってこの日のツアーは無事?(・.・;)終了したのでした。
この時から私はスーパーに買い物に行く度、かなり時間がかかるけど食品表示を細かく見るようになりました。
でもよく分からないものが入ってる食品て結構あるんですよね( ̄▽ ̄)コマッタナ…
そして引き続き4日後のツアーでは、彼は釣りの道具を兄弟に頼まれていたらしく、観光ではなくまずは渋谷の上州屋(釣具店)へ。
弟と携帯電話で話し、私の通訳を介してお店の人と会話しながらいくつか商品を購入して、その後ロフトなどを少し見てから六本木ヒルズへ。
アディダスで買い物をして、ランチは調べて来たハラル対応のインド料理へ行きました。問題なく無事食べれて良かった(*'▽')ホットシタヨ…
更に銀座へ移動してソニーストアを見て、またまたお散歩がてら東京駅へ。歩くのは好きらしく、東京国際フォーラムの建物など眺めながらぶらぶらと。
東京駅でヨックモックを見つけてゲストがテンションアップ💕ここにはハラルでも大丈夫なお菓子があるらしく、お土産にたくさん買われたのでした。
この時はまだ多くなかったけど、最近東京にはハラル対応のお店もかなり増えてきたから良かった(*^▽^*)
でも最近はベジタリアンからハラルまで様々なニーズがあり、ガイドとしてはかなり気を使います。見た目にお肉やお魚が入っていなくても、日本食のほとんどはスープやソースに使われているから、それもダメとなると食べられるものがほとんど無くなってしまいます。更に複数人のガイドでは個々の好き嫌いやアレルギーなどもあるから対応が大変です。
私はどこに旅行してもその土地ならではの食べ物や飲み物を試してみるのが大好きで、それは私にとって旅行の大きな楽しみのひとつなのだけれど。
ではまた。
私の海外/国内旅行の心に残った映像・画像はこちらから↓